初心者向け 完全無料で公開できる

SUNOで作った曲を、
自分の音楽サイトで配信しよう。

AI音楽生成「SUNO」の楽曲をGitHubに置き、Google AI Studioで特設音楽サイトを作って、Vercelで世界中に公開するまでの全手順をまとめました。

  • ターミナル操作なし
  • APIキー不要
  • 約40〜60分
My Music Site
NOW PLAYING
♪作曲する
SUNO
◆置き場所
GitHub
✦サイト作成
AI Studio
▲公開する
Vercel

まずは、ここだけ理解

4つのサービスの役割

「作曲する・置く・サイトを作る・公開する」と覚えれば大丈夫です。

01
♪

作曲する場所

SUNO

歌詞とスタイルを指定するだけで、AIが曲を作ります。MP3・ジャケット画像・歌詞を用意します。

02
◆

置き場所・保管庫

GitHub

曲と画像を置いて、直接再生できるURLを発行します。完成したサイトのコードも保管します。

03
✦

サイトを作る場所

Google AI Studio

URLと歌詞を渡して日本語で頼むと、再生プレイヤー付きの音楽サイトを作ってくれます。

04
▲

公開する場所

Vercel

GitHubのコードからサイトを組み立て、世界中の誰でも見られるURLを発行します。

たとえるなら:SUNOが「レコーディングスタジオ」、GitHubが「倉庫」、AI Studioが「お店を作る工務店」、Vercelが「お店のオープン」です。曲を倉庫に置いておくと、お店(サイト)からいつでも取り出して再生できます。

ここから一緒に操作

公開までの5ステップ

上から順番に進めてください。終わった項目にはチェックを入れられます。

STEP 1

SUNO

素材(楽曲・画像・歌詞)を準備する

まずはWebサイトに掲載するコンテンツを手元にそろえます。使うサービスには、同じブラウザで先にログインしておくとスムーズです。

※ GitHub・Vercelの登録方法がわからない場合は、AIアプリ公開ガイドのSTEP 0を参考にしてください。

1 楽曲を生成する
  1. 1

    SUNOを開く

    ブラウザで suno.com にアクセスしてログインします。

  2. 2

    「Create」を押す

    左側メニューのCreateをクリックします。

  3. 3

    「Custom」をONにして生成する

    CustomのトグルをONにして、歌詞や音楽スタイル(J-Pop、Acoustic、Anime Songなど)を指定して生成します。

  4. 4

    公開する1曲を決める

    生成された曲の中から、公開したい1曲を決定します。

2 MP3とカバー画像をパソコンに保存する
  1. 1

    「…」から音楽ファイルを保存

    曲のカード右側にある…(三点リーダー)アイコンをクリックし、Download > Audioを選んで音楽ファイル(.mp3)を保存します。

  2. 2

    ジャケット画像を保存

    もう一度…をクリックし、Download > Cover Artを選んでジャケット画像(.jpeg)を保存します。

  3. 3

    ファイル名を半角英数字に変える

    日本語のファイル名は、WebのURLにしたときに文字化けや読み込みエラーの原因になりやすいため、パソコン側であらかじめ次の名前に変更しておきます。

    音声ファイルsong.mp3
    ジャケット画像cover.jpeg
3 歌詞をコピーしておく
  1. 1

    曲の詳細画面を開く

    曲のタイトルをクリックして、曲の詳細画面を開きます。

  2. 2

    歌詞をメモ帳に保存

    画面上の歌詞テキストをすべて選択してコピーし、パソコンのメモ帳などに一時保存しておきます。

著作権

SUNOで作った曲を公開・配信できる範囲は、契約しているプランの利用規約によって異なります。公開前に、SUNOの利用規約(特に無料プランでの商用利用の可否)を確認してください。

STEP 2

GitHub

音源・画像をアップロードして直接URLを発行する

なぜチャット欄にMP3を添付するだけではダメなのか?

Google AI Studioの入力欄にある添付機能は、「AIが音声や画像の内容を分析・理解するためのインプット」として処理されます。Webアプリのプログラムの中にファイルを配置するわけではないため、完成したサイト上で「再生ボタンを押しても音が鳴らない」という問題が発生します。

そのため、GitHubを無料のファイル置き場として活用し、全世界から直接アクセスできる音源URL(Raw URL)を発行してAIに渡すのが最も確実な方法です。

  1. 1

    GitHubを開く

    GitHub にログインし、アップロード先のリポジトリ(例:music)を開きます。

    重要

    まだリポジトリがない場合は、右上の+ > New repositoryから作ります。Repository nameは music、公開範囲は必ずPublic(全体公開)を選びます。Private(非公開)だと、公開したサイトから曲を再生できません。

  2. 2

    アップロード画面を開く

    画面中央の青い案内枠(Quick setup)のすぐ下にある青文字リンク
    👉 uploading an existing file をクリックします。

    ※ すでにファイルが存在するリポジトリの場合は、右上のAdd file > Upload filesをクリックします。

  3. 3

    ファイルをドラッグ&ドロップ

    「Drag files here to add them to your repository」と書かれた点線枠の中に、パソコン内の song.mp3 と cover.jpeg をまとめてドラッグ&ドロップします。

    ※ ブラウザからアップロードできるのは1ファイル25MBまでです。通常のMP3なら問題ありません。

  4. 4

    変更を保存(Commit)

    画面の一番下までスクロールし、緑色のCommit changesボタンをクリックします。これでファイルがGitHub上に保存されます。

  5. 5

    直接再生URL(Raw URL)を取得する

    1. リポジトリのファイル一覧から song.mp3 をクリックします。
    2. 画面右上付近にあるDownloadボタン(またはView raw / Rawボタン)を探します。
    3. そのボタンの上でマウスを右クリックします。
    4. メニューから「リンクのアドレスをコピー」(ブラウザによっては「リンク先をコピー」)を選びます。

    取得したURLは、次のような形式になります。

    https://raw.githubusercontent.com/ユーザー名/music/main/song.mp3

    ※ https://github.com/ユーザー名/music/raw/main/song.mp3 の形でコピーされることもあります。どちらでも再生できます。
    ※ 同様の手順で cover.jpeg のリンクアドレスも右クリックでコピーしておきます。

成功の目印

コピーしたURLをブラウザの新しいタブに貼り付けて開くと、曲が再生(またはダウンロード)され、画像URLではジャケット画像だけが表示されます。

STEP 3

Google AI Studio

音楽サイトを構築する

取得したURLと歌詞を使って、Google AI StudioのBuild機能でWebサイトを自動生成させます。

  1. 1

    Google AI Studioを開く

    Google AI Studio にアクセスし、左メニューのBUILD > + New appをクリックします。

  2. 2

    プロンプトを入力する

    入力欄に、GitHubで取得したURLと歌詞を含めた指示文を入力します。下の例をコピーして、曲名・2つのURL・歌詞を自分のものに書き換えてください。

    入力プロンプト例

    以下の音源URLとジャケット画像URL、歌詞を使用して、「青春の味」という楽曲の特設音楽配信Webサイトを構築してください。

    【素材データ】
    ・音源URL(MP3):
      https://raw.githubusercontent.com/あなたのユーザー名/music/main/song.mp3
    ・ジャケット画像URL:
      https://raw.githubusercontent.com/あなたのユーザー名/music/main/cover.jpeg

    【機能・デザイン要件】
    1. オーディオプレイヤー:
      ・上記の音源URLを読み込み、再生・一時停止・シークバー操作・音量調整が可能なスタイリッシュなカスタムプレイヤーを実装してください。
      ・再生中に波形やイコライザー風のアニメーションが動くようにしてください。
    2. ビジュアル:
      ・上記のジャケット画像URLをアルバムアートとして中央または上部に綺麗に配置してください。
    3. 歌詞エリア:
      ・下記の歌詞を、読みやすいフォントと行間で配置し、スクロール可能にしてください。
    4. レスポンシブ対応:
      ・PCはもちろん、スマートフォンの画面幅でもレイアウトが崩れないモダンなデザインにしてください。

    【歌詞】
    [Verse 1]
    焼きたての串から いい匂い
    友だちが呼んでる こっちおいで
    財布の小銭を 数えながら
    笑顔の列へと 飛び込もう

    [Pre-Chorus]
    鉄板じゅうじゅう 心も熱い
    一口どうぞって 君が差し出す
    今日は全部が 特別みたい
    (※残りの歌詞をすべて貼り付け)

  3. 3

    生成を実行する

    入力枠の右下にあるBuildボタン(または Ctrl + Enter / Cmd + Enter)をクリックします。

  4. 4

    プレビューで動作確認する

    画面右側にサイトのプレビューが立ち上がります。

    • 再生ボタンを押して、音がクリアに再生されるか確認します。
    • ジャケット画像が正常に表示されているか確認します。

    デザインや配色を変えたいときは、下のチャット欄に送信するだけで、すぐに修正されます。

    「背景をダークトーンのグラデーションにして」「歌詞の文字を少し大きくして」「曲名を大きく表示して」
POINT

このサイトはGeminiを呼び出さない(曲を再生するだけの)アプリなので、APIキーの設定は不要です。

STEP 4

AI Studio → GitHub

Webサイトのコードを GitHub へ同期する

完成したWebアプリのソースコード一式をGitHubに保存します。

  1. 1

    GitHubの設定を開く

    AI Studioのプレビュー画面右上にあるGitHubアイコン(猫のマーク)、または画面右上の歯車(Settings)アイコン > GitHubをクリックします。

  2. 2

    初回だけ認証する

    認証のポップアップが出たら、緑色のボタンを押して承認します。

  3. 3

    リポジトリを設定する

    • Repository Name:Webサイト用の新しいリポジトリ名を半角英数字で入力します。
    • Visibility:Public(全体公開)を選びます。
    Repository nameseishun-no-aji-web✓ 英小文字・数字・ハイフンがおすすめ(空白は使わない)
    おすすめ

    Step 2で音源を置いたリポジトリ(例:music)とは別に、Webサイト専用のリポジトリ名にしましょう。

  4. 4

    「Push」を押す

    Push(またはCreate Repository)をクリックします。数秒でGitHub上にWebサイトのコード一式が自動作成されます。

成功の目印

GitHubで新しいリポジトリを開くと、package.json・index.html・src などのファイルが並んでいます。README.mdしかない場合は、まだPushされていません。

更新

公開後

サイトを更新・修正する

1AI Studioで
指示して修正
→
2GitHubアイコンで
Push
→
3Vercelが
自動で再公開
  1. 1

    AI Studioで修正を頼む

    Google AI Studioでアプリを開き、チャット欄に「歌詞の2番を追加して」「ボタンの色を青にして」などと指示します。

  2. 2

    もう一度Pushする

    プレビューで確認したら、再度右上のGitHubアイコンを押してPushします。

  3. 3

    自動で更新される

    VercelがGitHubの更新を自動で検知し、1〜2分以内に公開サイトが最新の状態に変わります。Vercel側を手で操作する必要はありません。

曲を差し替えるとき

新しいMP3を同じ名前(song.mp3)でmusicリポジトリに上書きアップロードすれば、URLは変わりません。別の曲を追加するときは song2.mp3 のように別名で置き、そのURLをAI Studioに伝えます。

あわてなくて大丈夫

よくあるトラブルと直し方

うまくいかないときは、まず次を順番に確認します。

01再生ボタンを押しても音が鳴らない
  • MP3をAI Studioのチャット欄に添付しただけになっていないか確認します。必ずGitHubのRaw URLを文章で渡します。
  • 素材用リポジトリ(music)がPublicになっているか確認します。Privateだと再生できません。
  • URLが https://github.com/ユーザー名/music/blob/main/song.mp3 になっていたら、それはファイルの表示ページです。blob を raw に書き換えるか、Step 2の手順5でRawボタンのリンクを取り直します。
  • URLを新しいタブで直接開き、曲が再生されるか確かめます。
02ジャケット画像が表示されない

音源と同じく、cover.jpeg のRaw URLを渡しているか確認します。ファイル名の拡張子(.jpeg と .jpg)がURLと一致しているかも確認してください。大文字・小文字も区別されます。

03Deployが赤い「Failed」になった

Step 5の手順4にあるInstall Commandの設定(npm install --legacy-peer-deps)を試します。それでも失敗する場合は、VercelでDeployments → 失敗した項目 → Build Logsを開き、最初の Error: の前後をコピーしてAI Studioへ送ります。

AI Studioへ送る文

「Vercelで次のビルドエラーが出ました。原因を調べて修正してください。修正後にビルドも確認してください:
[ここにエラーを貼る]」

修正後にもう一度Pushすれば、Vercelが自動で再ビルドします。

04「Congratulations!」が出たのに 404 NOT_FOUND になる

GitHubのWebサイト用リポジトリに、README.mdしか入っていない可能性があります。AI Studioでリポジトリを作っただけで、コードをPushしていない状態です。AI StudioのGitHubアイコンからPushし、GitHubに package.json などが並んだことを確認してください。Vercelは自動で作り直します。

05更新したのにサイトが古いまま

AI Studioで変更しただけではGitHubへ届きません。GitHubアイコンからPushしたか確認します。次に、VercelのDeploymentsが「Ready」になっているか確認し、ブラウザを再読み込みしてください。曲を差し替えた場合は、ブラウザのキャッシュで古い曲が流れることもあります。

06スマートフォンで曲が自動再生されない

スマートフォンのブラウザは、利用者が画面に触れる前の自動再生を禁止しています。故障ではありません。再生ボタンを押してから再生される作りになっていれば正常です。

最後の確認

公開チェックリスト

すべてにチェックが入れば完了です。

  • ✓VercelのURLを別のブラウザでも開ける
  • ✓再生・一時停止・シークバー・音量が動く
  • ✓ジャケット画像と歌詞が表示される
  • ✓スマートフォンでも画面が崩れない
  • ✓素材用リポジトリがPublicになっている
  • ✓SUNOの利用規約で公開できる曲か確認した
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